日本の劇映画で初めて「eスポーツ」を本格的に取り上げた作品で、実在の男子学生をモデルにeスポーツの全国大会を目指す学生たちを描いた青春ドラマ。「MOTHER マザー」の奥平大兼と「蜜蜂と遠雷」の鈴鹿央士が主演を務めた。 徳島県の高等専門学校に通う翔太は、「全国高校eスポーツ大会メンバー大募集」という校内に貼り出された勧誘ポスターに興味を持ち、ポスターを作った一学年先輩の達郎に連絡を取る。達郎は1チーム3人編成のeスポーツ大会「ロケットリーグ」出場のため、翔太に加えて、Vtuberに夢中の亘に声をかけ、なかば強引に出場チームを結成。最初はまったく息の合わない3人だったが、次第にeスポーツの魅力にハマっていき、東京で開催される決勝戦を目指すこととなる。 翔太を奥平、達郎を鈴鹿が演じた。亘役は子役時代に「20世紀少年」などに出演した小倉史也。そのほか山下リオ、花瀬琴音、三浦誠己らが脇を固める。監督は「ロボコン」「のぼる小寺さん」の古厩智之。人気ゲーム「サクラ大戦シリーズ」で知られるマルチクリエイターの広井王子が企画・プロデュース。